【音楽】東京交響楽団 定期演奏会第545回2007年04月23日

指揮:大友直人
ソプラノ:幸田浩子
ハイドン:交響曲第101番 ニ長調「時計」
マーラー:交響曲第4番 ト長調
ミューザ川崎

ここで聴く時は3階席であることが多いのですが、今回はP席を確保しました。
サントリーホールのP席に比べると、わりあいとオケ自体は違和感なく聴くことができます。ただ、残念ながら声楽は指向性が合わないので通りがまったくだめでした。

ハイドンは予習しなかったのですが、2楽章はどこかで聴いたことのある旋律でしたね。標題付きですからコマーシャルなどで使われているのかもしれません。

マーラーはやっぱり再生装置では難しいですね。響きの立体感。奥行きと高さを感じながら聴くとひと味違います。
予習もして聞き慣れたつもりでしたが、再生装置の平板なイメージとはまるで違います。こうした聞こえ方がするのは久しぶりです。
席の位置関係もあるのかも知れません。オケに近くオケを背後から見下ろすような席の位置独特の聞こえ方だったのかも知れません。
いずれにせよ、実演を安価に聴く事の醍醐味を十分に堪能しました。

残念だったのは、前回のヴェルディ同様弱音で終わる曲の余韻を楽しむことができなかったことです。
この会場の聴衆の特性なのか、このオケの定期会員の特性なのか。

今回は”ブラヴォー”の怒声はなかったものの、余韻と緊張が解けていく時間をいきなり立ち上がって拍手を始める人によって妨げられました。

指揮者のオーラが今ひとつ弱いんでしょうか。
2月に”悲愴”を聴きに行った時にはそのようなことはありませんでしたから......。